小学校の頃から高校まで学校が同じだった友人が、高校卒業後に美容専門学校へ行きました。
友人は、小学校の頃からクラスメイトの女の子の髪の毛をよく「編み込みをさせて」と言って触らせてもらっていました。
「将来は美容師さんになるんだ」が口癖で、その夢を叶えるべく専門学校へ行ったのでした。
それから数年間は疎遠だったのですが、ある日突然その友人から手紙が届いて、内容は美容室を開店したという内容でした。
ずっと元気でいるのだろうかと気になっていましたが、自分のお店を持つまでになって立派になってと感心しました。
ぜひお店に行ってあげようと思い、行ってみました。
お店に入ると、高校生の頃の面影をたっぷりと残したその友人が、お客さんの髪をカットしている最中で、感動で胸がいっぱいになりました。
にこやかにお客さんに話しかけながら、巧みな手さばきでカットしていくその姿に、成長した日々の時の流れを思いました。
友人ほど成長していない自分に恥ずかしさを覚えながらも、友人の接客が終わった頃にそっと声をかけたところ、私の顔を見てとても喜んでくれて嬉しかったです。
それからずっと、その友人の美容室の顧客でいます。